「聞いてよ。私に好意を示している男に金を借りたら謝礼の渡し方期待しているね。とか意味わかんないこと言われちゃったよ。」「なにそれ、言葉だけで満足しないよ。って、言ってるようなもんじゃ。謝礼の渡し方って素直に一回やらせろって言った方がまだマシじゃない。」「だよね。だから、相手に謝礼の渡し方ってどういう意味ですか。まさか、やらせろって言うことじゃないですよね。加藤さん優しいもんね。って、先に言ったら何も言い返さなくなったよ。」「うける。」私は友達とよく男の話題をしています。しかし、この加藤さん。実は私のおじさんだとこの時はまだ知りませんでした。
謝礼 交際
正月、親戚の人たちが家に集まった時の事でした。私は退屈なので昔の写真を眺めていたら隣に座っていた母の弟。おじさんがそれを見て驚いた顔をしていました。「この子、カナちゃんの友達かな。」「はい。」私はこの瞬間気づきました。母の旧姓は加藤。友達が言ってた男性はおじさんだと言うことに気づきましたがとぼけたフリをしました。そのことを友達に話すと驚き、私に気を使い会うことをやめました。それからしばらくして、私は友達の兄と付き合い2年後結婚をしました。「これでカナと家族だね。」喜ぶ友達に私も嬉しく思いました。
そして、結婚式の日にある事に気づきました。友達とおじさんの関係を忘れてしまい結婚式に招待してしまったことに。それに気づいた時はもう、式が始まる30分前でした。式が始まり2人の様子をちらっと見てみると、お互い気まづい顔していました。でも何とか無事に結婚式が終わりよかったです。
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